福島県学校給食会が災害時に備え、精米製粉会社、加工関連協同組合、運送会社と物資供給協定を締結。災害時のアレルギー対応食材の提供も可能に。
福島民報の記事から。
災害時物資供給協定を締結 県学校給食会 業者、組合、運送会社と | 県内ニュース | 福島民報
福島県学校給食会が2014年9月3日、災害時に食糧を避難所など県内の被災地に搬送するため、精米・製粉会社や、加工関連の協同組合、運送会社と物資供給協定を締結したということです。
これにより災害時にはアレルギー対応の食材などを提供することが可能になるということです。
災害時の食物アレルギー対応食の確保は自治体の対応が後手になっていることもあり、こういった方式での災害時への備えが他の自治体にも広がっていって欲しいところです。
イオンの2014年クリスマスケーキ、卵 小麦 乳を使わない食物アレルギー対応ケーキをラインナップ。2014年10月1日予約受付開始。
イオンが2014年新作クリスマスケーキのお披露目会を開催したという記事がありました。
イオンが「2014年新作クリスマスケーキお披露目会」を開催 (サーチナ) - Yahoo!ニュース
イオンでは、アレルギー体質の人向けに卵、小麦、乳を使わないクリスマスケーキを用意するそうで、他のクリスマスケーキと同じく10月1日から予約を開始するとのことです。
※2014/9/17追記:食物アレルギー配慮おせちも発売するとのことです。
シリコーンオイルは理想の髪質改善剤でアレルギーも起こすこともなく刺激が少ない
Yahoo!ニュースの記事で、ノンシリコンのシャンプーが流行っているが、実は、シリコーンオイルは理想の髪質改善剤でアレルギーも起こすこともなく刺激が少ないという内容が紹介されていました。
“弱酸性”は肌への負担大!? シリコンオイルは全くの無害!? (ダ・ヴィンチニュース) - Yahoo!ニュース
また、弱酸性というのも肌への負担が大きいということも書いてあり、一般的になっている認識が実は誤ってるかもしれないという指摘は、知っておいた方がいいのかもしれません。
薬局で買うべき薬、買ってはいけない薬 よく効く! 得する! 市販薬早わかりガイド
- 作者: 中川基
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2014/07/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
2014年9月5日の四国新聞のコラム「食物アレルギー」から、気になる数字を。
2014年9月5日の四国新聞のコラムで食物アレルギーが話題になっていました。
9月5日付・食物アレルギー | 香川のニュース | 四国新聞社
コラムの中でいくつかの数字が紹介されていましたので、ピックアップします。
文部科学省が2013年に実施した調査結果→食物アレルギーを持つ小中高校生が45万人を超え全体の4・5%。10年間で1・7倍に増加。
症状が重いアナフィラキシーを経験した児童生徒は全体の0・5%で約5万人。10年間で3・6倍に。
保護者から学校にアレルギーの申告があった児童生徒のうち、医師の診断書などが提出されているのは食物アレルギーで20・4%。アナフィラキシーでも36・4%。明確な根拠もないままに対応を迫られている学校も少なくない。
香川でも食物アレルギーは小学生の5・0%、中学生の5・7%。アナフィラキシーは小学生の0・37%、中学生の1・05%を占める。ただし、本当に対応が必要な児童生徒数はつかめていない。
食物アレルギーについては自己判断をしてしまっているケースがあり、学校からも医師の診断を受けるように言われます。私の下の娘も診断を受けたうえで、学校に報告していますが、検査は採血で行われるため、小さい子供にとっては負担が大きいのも事実。
また、採血だけでは確実な判断がつかないこともあり、本当に事実を把握するのは難しいだけに、コラムの意見もわかりながらも、子どもの安全を考えると、思うところもあります。
検査がもう少し負担のない方法になればいいのですが、どうでしょうか。
アレルギー遺伝、母親がアレルギーの遺伝子がある場合は30%程度、両親ともアレルギー遺伝子を持っている場合は50%程度の割合で遺伝。
Yahoo!ニュースに気になる記事がありました。
心配!赤ちゃんへのアレルギー遺伝って起こるの? (Mocosuku Woman) - Yahoo!ニュース
アレルギーの遺伝性はあるものの、発症する要因は遺伝だけではなく、生活環境や食事内容などもある。
母親がアレルギーの遺伝子を持っている場合は、おおよそ30%程度の確率で遺伝すると言われているそうですが、考え込みすぎるのはかえって悪影響。父親の遺伝子も遺伝する可能性はあるが、母親よりは低い確率といいます。
両親ともに遺伝子を持っている場合は、50%程度の割合でアレルギー遺伝が起こるといわれているそうです。
記事にもありますが、だからといって気にしすぎるのも問題です。
実際に我が家では私も妻も花粉症ですが、上の娘はアレルギー症状はなく、下の娘は花粉症、食物アレルギーという状況で、下の娘は症状が強く出ます。姉妹でも全く体質は違いますので、一概にどうとは言えず、あくまで確率論というところなのでしょう。
また、妊娠中の食事が赤ちゃんのアレルギー体質を招くこともあるそうで、卵は1日1個まで、牛乳は1日100mlまでと摂取量を決めた方がいいそうです。
ただ、食物アレルギーを心配して過剰な除去をしてしまうと栄養バランスが崩れて、かえって悪影響がありますので、適度にバランスよく食事をするのが一番ということになります。
何事も気にしすぎることはよくありませんので、事実を知ったうえで、極端な対応をすることのないようにしたいものですね。
福岡県大任町の学校給食センターが9月2日に稼働。食物アレルギーの児童生徒用の給食を作る調理室を設置。
先ほど、相模原市の食物アレルギー対応給食のことを記事にしました
海老名市が9月3日から小学校給食で卵と乳のアレルギー対応給食を提供開始 - あれとぴ*アレルギーの話題
福岡県の大任町でもアレルギー対応食の調理室を完備した学校給食センターが稼働したとの記事がありました。
大任町給食センター稼働 中学も導入、3校に500食提供 [福岡県] - 西日本新聞
どこまで対応するかは市町村の財政事情や体制の問題もあると思いますが、一定の食物アレルギー対応をするのが当たり前になるような流れになってほしいと思います。