小麦アレルギーでも食べられる米粉100%の災害備蓄用草加せんべい開発。大豆・小麦アレルギー対応おにぎり煎餅も発売中。
食物アレルギーの方にとっては、災害時の非常食の確保が大変ですが、米粉100%の災害備蓄用の草加せんべいが開発されたとの記事が埼玉新聞のウェブサイトにありました。
災害備蓄用草加せんべい開発 味にもこだわり、賞味期限は2〜5年
開発したのは草加市にある山香煎餅本舗
取り引き先が東日本大震災で被災し、せんべいを非常食として被災地に送ったことが開発のきっかけとのこと。
伝統的なしょうゆ味は味が劣化しやすいため、長期保存ができる薄塩味のせんべいになっているそうです。
県産米を100%使用、小麦アレルギーでも食べられるとのことで、大きさは直径約6・5センチ。1斗缶に20枚入りパックが12袋入っていて、5年間保存可能。
販売価格は税込みで8100円。同社ウェブサイトでも予約を受け付けています。
また、災害備蓄用の草加せんべいを開発したもう1つの小野寺米菓の方は、記事からはアレルギー対応の有無がわかりませんでした。
ウェブサイトを調べてみても、防災備蓄用の情報が見つからなかったため不明ですが、防災備蓄用ではなく、通常用の大豆・小麦アレルギーの方も食べられるおにぎり煎餅を販売しているそうです。
(参考)あれとぴで紹介した食物アレルギーの防災備蓄関係記事
自治体の備蓄食料(保存食・非常食)の成分表示の情報提供を。 - あれとぴ*アレルギーの話題
福島県学校給食会が災害時に備え、精米製粉会社、加工関連協同組合、運送会社と物資供給協定を締結。災害時のアレルギー対応食材の提供も可能に。 - あれとぴ*アレルギーの話題