ピーナツアレルギーの原因物質を酵素で分解することに成功。小麦や他の食品への応用も期待。
NHKに次の内容が報道されていました。
ピーナツアレルギー “原因物質を酵素で分解”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140830/k10014215471000.html
ピーナツに含まれるアレルギー原因物質が特定の酵素により分解され、98%以上のアレルゲンを減らすことができるというアメリカの研究結果(ノースカロライナ州、農業工科州立大学の研究チーム)が紹介されています。
アレルギーの出ないピーナッツの商品化に向けて研究を進めるということで、同じ研究チームが小麦に含まれるアレルギー原因物質を減らすことにも成功しているため、他の食品への応用も期待されるとのことでした。
根本的な治療というわけではありませんが、摂ることのできる食品が増えることは食物アレルギーに悩む人にとってもとても重要なことです。
研究が順調に進むことを期待したいです。